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対人関係の心理学

2010年02月16日

カテゴリー:その他

 

POCクリニカルリサーチのWEB全般を管理してる木場です。
いつも読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。
本日は、実は科学者のはしくれの木場がお送りします。

学部を卒業してから1年間、心理学の研究室で研究生をしていました。
心理学は、実は科学だそうで、「人格の心理学」の先生が
「星座や血液型占いは、話題としては面白いです。
ですが、心理学を学んでいる以上、キミたちは科学者のはしくれですから、信じないように。」
と言っていました。

私のついていた先生は社会心理学の先生で、ジェンダーが専門の先生でしたが、研究生は、自分のついている先生の授業のほかに、その学科の講座を自由に受講して良いことになっていました。
よく覚えているのは、「対人関係の心理学」です。

「対人関係の心理学」では、人は誰でも個人内ルールを持っていて、それを他人に押し付けようとしたときに摩擦が生まれるというお話を聞きました。
確かに、そうかも。
その授業を受けてから、イラッとしたときには「今、個人内ルールにあてはめて考えてなかった?」と考えて、私の個人内ルールから逸脱していて何か不都合があるのかどうかを考えるようにしています。

例えば、旦那が着ていた服を脱ぎ散らかしている時。
だいたいの場合は、イラッとしますよね。
それは私の中に「着ていた服はきちんと洗濯カゴに入れるべきだ」という個人内ルールがあるからです。
だけれども、「着ていた服を洗濯かごに入れなかった」場合、何か不都合があるかどうか考えてみると、まあ、別にナイわけです。
命にかかわるわけでもないし、病気になるわけでもないし。
私が洗濯かごに入れれば、それで済むのです。
それを「このままでは死んでしまう!!」という勢いで、「ちょっとどういうつもり!?」と怒ったりすると、ものすごい摩擦が生まれて1週間口を利かなくなったりするわけです(ながっ)。

心理学科の学生は、とっても良く出来た人が多く、先生方も懐の深い先生が多く、よその学科出身の私にも親切にしてくれる方が多かったのですが、この授業を受けて納得しました。
こういうことを学んでいるうちに、人間が出来てくるのかなぁと。
書道科の学生は自己主張の強い人が多かったので、学んでいる内容で学生の特徴も変わるものだなあと思ったものです。

対人関係の心理学は、私の性格に多少なりともプラスの影響を及ぼしたように思います。
お陰で、少々気が長くなりました。

例えば、期限通りに必要な書類を出してもらえない時。
私の中には「求められた書類は期限通りに出すべきだ」という個人内ルールがあります。
でも、「期限通りに書類が出なかった」場合、不都合はどこに起きるでしょうか?
内容にもよると思いますが、それが営業経費だった場合、お給料と一緒に振込ができず、困るのは書類を出さなかった本人になります。
請求書の発行依頼書だった場合、入金が遅れて困るのは会社そのものです。
ということは、私は何一つ困らないわけです。
それを「このままでは私が明日クビになる!!」という勢いで、「ちょっと書類どうなってるんですかっ!?」と言いに行くと「うわ、すげー怒ってる。」となり。
「木場さんさあ、すぐ怒るから怖いよねー」
「そうそう、怖いよねー」
「こないだも、勤怠出すの1日遅れたら怒られちゃったよ」
「えー、1日くらいいいぢゃんねー」
「だよねー、いつも怒ってるよねー」
「つーか、なんであんなに怒るの?」
「しらなーい」
とか、なっていくわけです。
なので、「営業経費の振込ができないので出して下さいね」とか「入金が遅れちゃうので出して下さいね」とか、普通にお願いすればこんなことにもならず。
みんな穏やかに過ごせるわけです/笑。

「対人関係の心理学」でテキスト代わりに使っていた本は、『思いやりの心理学』という本です。
もし見かけたら、読んでみることをお勧めします。
なかなか良い本だと思いますよ。

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